色になる君

「夜空ー!!タクシー乗るよー!!」



「あ、今行く!!」



タクシーに乗っても、ずっと考えてしまう。



目の話をたまたま知ってくれていて
話を聞いてくれたから……。


あーもう、まただよ。
何回も月緋君を好きなのかなと思っても、


もしも、私を病室に運んだのが他の人だったら、その人を好きになってたのかも。


とか、


初めて話してから、一ヶ月ぐらいしか経ってないのに好きになる?



とか、


好きだとして、月緋君は私のこと負担にならない?


まるで、何とかして月緋君を好きにならない理由を探してるみたい。



1番厄介なのは、


何でこんなことを考えてしまうのか、自分がよく分かっているから。