色になる君

それから、千花が行く前から目をつけていた
スムージー屋さんに寄って、
 
  

私はシークワーサー味を買い、千花は
沖縄スペシャルという、飲んでみるまで何味か分からないやつを頼んだ。



「何味だろこれ。飲んでみても、分からないんだけどー!!」



「飲んだらわかるだろ!」



「いや本当に!」


「貸してみ?」


と、千花の手からスムージを取り口をつけた空君。



「はっ、ほ、本当に、のん、飲んでみても味分かんないから!!!」



間接キス……だよね??
私でさえちょっとドキドキしたのに、千花心臓飛び出ちゃうんじゃ……。



千花の方を見てみると、やっぱりドキドキしているのか、ずっと1人で喋っている。


可愛いな、千花。