田中「おう月島、おつかれ」

柊「お疲れ様です」

田中「早速だが時間ないから本題だ。
お前も慣れてきただろうから、担当患者を任せようと思う。

昨日搬送されてきた女子高校生だ

頼んだぞ」

柊「え?本当ですか?」

田中「あはは、微妙な反応だな

まあ、頼んだぞ!」

柊「はい!!」

担当患者を持つということはおれの実力が認められ始めている証だ。

嬉しくなって元気に返事をすると
田中先生は満足そうに俺の肩を叩いて去っていった。

この時はまさか患者に恋をするなんて知る由もなかった。