お前、俺を誰だと思ってんだ


制服に着替え学校に向かっている




「そういえばさ」




「ん」




「なんで蓮遅刻するよとか言ってたの?」




「はぁ…?なに言ってんだお前」




「いや蓮って授業とかまともに出てないから
 遅刻とかそういうの気にしてないのかな
 って」




「あぁ、気にしてねぇよ」




「えぇ…じゃあなんで」




「お前そういうところはちゃんとしてそう
 だったから」




…ん?





「それって私のため…?」




「はっ…ちげぇし」





「勘違いしてんじゃねーよばか」




「でも蓮授業でないじゃ…ん」




「うるせぇ、もう学校着くぞ」




い、いまほんのすこしだけど口触れたよね?




顔が真っ赤になるのがわかる




いつのまにか校庭を歩いていた




え、なんかみられてない?




「れ、れん」




「なに」





「すっごい視線を感じるの私だけ?」




「あぁ、俺も」




「だ、だよね!?」




「な、なんで!?蓮なにかしたの…?」




「はぁ?なんで俺なんだよ」




「俺はなんもしてねぇ」





「じゃあ私…?」




「校庭の裏とかに呼び出されてボコボコに
 されちゃうのかな…」




「漫画の読みすぎだバカ」




「てかお前はされる側じゃなくてする側だろ
 無意識に攻撃してそー」




「そりゃ負けるのは好きじゃないもん…」




「ははっ、聖良らしい」




「えへへ」




なんて会話をしてたらもう校庭なんか通り過ぎて教室まで来てた