お前、俺を誰だと思ってんだ



「…ら、…せいら」




「聖良」




「ん…」




「おはよ。起きて朝だよ」




「はよ…」




眠い…




ここどこだっけ…?今何時…?




「聖良、ご飯食べよ」




「ご飯食べたら聖良の家行くよ」





「ん…」




起きるか…




「おはよ」




「今日学校だからね」




「うん…」




そっか、学校か…




「んっ!?」




「今日月曜…?」




「うん」




「はぁ…」




「だから制服取りに行くの」




「ご飯食べよ、下いくよ」




「うん…」




重いまぶたを頑張ってあけて階段を降りる




「いい匂い…」




「こんなもんしかないけど」




「わぁ…」




「え、蓮ってご飯作れるの?」




「ばーか、お前俺を誰だと思ってんだよ」




「ご飯くらい作れるっつーの」




「まぁ、簡単なものだけどな」




「ほら、食え時間なくなるぞ」




「あっ、いただきます!」




「ん、」




「えっ…」




「あ?」




「めっちゃおいしい…」




「…あっそ」




「素直に喜べばいいのに」




「おいしいよ?」




「うるせ…」




「ふふっ、」




「…これもおいしい」




「これから朝は蓮に作ってもらおうかな」




「は?なんでだよめんどくせぇ」




「じゃあなんで今日はつくってくれたの」




「気分」




「気分って…」




「もういいからはやく食えよ」




「遅刻してもしらねーぞ」




「えっ、あ、あぁ!」




蓮の美味しい朝ごはんを急いで食べて
家を出た