外に出ると竜崎と龍牙が向かい合っていた
「っ…」
「この前やられちまったもんでねぇ」
「ちょぉーっと仕返しに来たんですよ」
や、やっぱり喧嘩なの…
竜崎で怪我する人が出るの…?
「「おらぁぁぁぁぁ!!!」」
ぼーっと突っ立ってたらもう始まってた
どうしよう、私が止めなきゃ…
「がはっ…」
私の前で倒れた
「せいら、ここ危ないから…」
私の中でなにかが切れた
何も考えず突っ走ってた
「てめぇらぁぁぁ!」
ピタッと全員の動きが止まった
「聖良…?」
「聖良…」
「せーちゃん…?」
私は一度深呼吸をした
「こほん」
「…龍牙のみなさぁん」
「こんにちは、お久しぶりです」
「覚えてますかぁぁ?」
「黒崎聖良でーーす」
「せい、ら…?」
「お前…」
「…っ」
「私は…意味もなく人を傷つけるやつが
大っ嫌いなんだよ」
「もうこれ以上…」
「私の大好きな竜崎のやつらを傷付けんな」
「今から全員!」
「私が相手をする」
「はっ…?」
「おい、聖良!」
「これは無駄な喧嘩じゃないの」
「あんたらに喧嘩したってただ人が傷つく
ただそれだけの無駄なことしてるって」
「教えてあげるんだよ!!!」
ほんとに何も考えてなかった
勝手に口が動いてた
勝手に体が動いてた
私は次々と龍牙のやつらを倒していく
竜崎は守る
私の大好きな仲間だから
