お前、俺を誰だと思ってんだ

〜数ヶ月後〜


もう今の季節はお正月で寒い冬




今日は蓮と神社に行く予定




「ふぅ〜さむっ」




蓮まだかな〜




なんて考えていると




「あ、いた」




「蓮!」




「わりぃ、遅れた」




「そんなことないよ!私も来たばっかり」




「嘘つけ」




「手も顔も真っ赤じゃねぇか」




「えっ、あ、」




「ばーか、」




蓮のあったかいような冷たい手が私の顔を
はさむ




「むぅ…」




「待たせた代わりにあっためてやる」




「へ?」




私の手をつかんできた




そして繋がれた手は蓮のコートのぽけっとへ




ちょ、ちょっと恥ずかしい…




付き合って半年は経ってるのにまだ慣れない




「あれ、聖良顔真っ赤だぞ」




「寒さのせい?」




「それとも…これのせい?」




にやにやしながら手を握る力を少し強める蓮




「さ、寒さのせいだし!」




「ふはっ、素直じゃねぇな」




「う、うるせぇ!」




「おー怖い怖い」




「もう…」




「あ、聖良!」




名前を呼ばれ振り向くと




「りっ、りりさ…!」




「あけましておめでと〜!」




「おめでと」




「ふふっ」




「な、なんだよ」




「相変わらずラブラブだなぁって」




「あんたに言われたくないわよ」




「へぇ〜」




にやにやして私と蓮をみてくる李梨沙




「ほら、そんないじめないであげろよ」




「えぇ〜?光輝、聖良の味方?」




光輝とは李梨沙の彼氏だ




李梨沙も彼氏と神社に来ている




「味方もなにもねぇだろ」




「って、聖良ちゃん?李梨沙から話は聞いて
 たけどまさか蓮と付き合ってるとはな」




「なんだよ、悪いかよ」




「そんなことは言ってないよ」




「強いもの同士?お似合いだなって」




「ね?」




「ちっ」




「そんな怒るなって蓮〜」




「うるせぇ」




「うわっ」




「あ?なに」




「いや…すごいなって」




李梨沙がわけのわからないことを言ってる




「聖良が言葉が詰まった時なんて言うか」




「蓮知ってる?」




「あー、うるせぇ?」




「そう、それ」




「今蓮も同じこと言ってた」




「すごいなぁ〜って」




「「はぁ?」」





こんな話をしたそばから見事にシンクロした
私と蓮




「「ふはっ」」




李梨沙と光輝2人に笑われた




「そんなことあるかよ」




「仲良いなぁ〜」




「なっ…」




「じゃ、私たちは2人の邪魔しないよーに
 撤退するわ」




「そうだな、行こうか李梨沙」




「うん、じゃまたね!」




「ばいばーい」




「またね」




「…」




「はぁ…」




「聖良行くぞ」




「えっ!?どこに?」




「今来たばっかりじゃん」




「ねぇ、蓮ってば!」




私の手を繋いだまま歩き進める蓮




「れーん」




「どこ行くの?」




「…うるせぇ」




「はぁ…まったく」




なんか怒ってるって言うか不機嫌?




きっととまってくれないからついていくことにした