「じゃあ学級委員中心で進めてくれ」
来てしまったこの時間
って言っても私は李梨沙についてくくらいで
参加する気ないし
正直なんでもいい
私は先に仕事を終わらせてそこらへんで
寝ていたい
寝ようかな
なんて机に突っ伏していると
「黒崎さんいいんじゃない…?」
「私も思った!」
「聖良ちゃんってスタイル良いもんね!」
ん、なんか呼ばれてる?
「黒崎さんどう?」
顔を上げるとみんなが私の方をみていた
「えっと、なにが?」
「喫茶店の話!」
「教室の外に出て宣伝する係りみたいな!」
「いやなんで私」
「スタイル良いし、可愛いから」
「はぁ…?」
やべぇ、なにいってっかわかんねぇ
いやまてよ
「宣伝すんのとスタイル関係なくねぇか?」
「え?だってメイド服着てもらうもん」
「あぁ、メイド服」
メイド服か
ん、
「はぁ!?」
「なんでだよ、私スカートまじ無理」
「えっ、あ、」
あ、やべぇ…
癖が出ちゃった
これ絶対李梨沙に睨まれてるやつ…
「ご、ごめんね?」
「でもメイド服はちょっと…」
「そ、そっか」
「はい!」
うしろから声がして振り向くと
手を上げて李梨沙が立っている
嫌な予感…
「みんな聖良で良いと思わないの!?」
「え、」
予想が見事に的中してる気がする
「たしかに聖良って口悪くなっちゃうところ
あるけど根は優しいから怖がらなくても
大丈夫だから本音言っていいんだよ!」
「私も聖良メイド服ありだとおもう!」
「そ、そうだよね!」
「やっぱ聖良ちゃんだよね!」
「可愛いし…!」
「は…?」
「おい李梨沙なによけいなこと「うるさい」
「…」
「ってことで黒崎さん、いい?」
「っ…」
うわ、すっげぇ李梨沙に睨まれてる
「わかったよ…」
「長くはやらないと思うけど」
「ほんと…?」
「やった!」
「ありがとう!」
「ん、」
はぁ…
李梨沙のやつ、覚えてろよ…
ほんとに制服とか嫌い
スカートのどこがいいんだよ
短パンは好きだけどスカートは好きじゃない
長めのワンピースとかならマシなんだけど…
…宣伝って言ったか?
すぐ終わらせて屋上で寝るしかねぇな
