優しい彼に惹かれてしまった私【so*raの日記】

ある日、私は嘉士から美愛を呼び出して欲しいと言われた。私は、すぐ分かった。嘉士は、美愛に告白するんだっていうことに。私は、すっごく嬉しかった。本当に嬉しかった。美愛がこれで幸せになるって思うと、自分が嘉士に告白しなくて良かったって思った。
次の日、美愛に聞いた。そしたら、予想通り告白だった。もちろん、OKしたらしい。それを聞いた途端、良かったじゃん!って言いながら、自分は泣いてた。自分でもビックリするぐらい大泣きしてた。多分、嬉しさと悔しさと他にもたくさんの感情が色々混ざって、自分の中に溜まっていたものが風船みたいに破裂しちゃったんだと思う...
幼なじみがすっごく心配してくれて私は『大丈夫、大丈夫...』って言ってた。少し落ち着いた頃、チャイムがなって幼なじみとバイバイして教室戻って、朝会があるので体育館に行った。
嘉士が生活委員で放送してから来た。後から来た人は列の後ろに座るルールがある。そしたら、私の横に嘉士が座った。一瞬、ビックリした。運がいいんだか、悪いんだか...
嘉士と少し喋った。

蒼『嘉士、おめでと笑』
嘉『はぁ?笑どゆこと?』
蒼『おめでと笑』
嘉『だから、なんなん?(笑)あ、え?まさか、聞いた?』
蒼『うん笑笑』
嘉『まじか.....(笑)絶対、言うなよ?』
蒼『うん(笑)言わないよ』

嘉士と話してる時、少し泣いてしまった。嘉士にはバレてなかったみたいだけど...(笑)