胡桃side
なんで、
今回のターゲットは私なの!?
なんで私が
先輩にこんな意地悪なこと、
されないといけないのよ!?
私、海空胡桃は現在、
気まぐれということで有名な先輩を、追いかけています!
あぁ、
どうしてこんなことに
なっちゃったんだっけ!?
_時を遡ること30分前、
私は、小学校の頃から
ずっと一緒の親友、
五月女利夏_りかちゃんと
カフェテリアで昼食を
とっていた。
「………疲れた…」
そう言って
机に突っ伏した私を見て、
りかちゃんは
コロコロと笑いながら
こう続けた
「今までの授業、
胡桃が苦手な文系が連続で入ってたもんね〜
お疲れ様〜」
そう、今日は文系ばっかりが続いたため、
余計に
私の体力をえぐったのだ。
私が得意なのは理系なのに…
うちの学校の午前中の授業は、文系が多い。
「はぁ…
国語まだいいとして、
社会なんてムリだよ…」
国語は苦手ではあっても、
社会と比べると点数は
まだマシな方だ
「こ〜ら、
無理なんて言わないの。
本当に、
できなくなっちゃうよ?
胡桃はやれば出来る子なんだから、頑張りなよ
きっとできるようになるよ
(多分)」
ホントかなぁ、、、
「ねぇ、りかちゃん
リカちゃんの言葉の最後に
(多分)って聞こえたんだけど、私の気のせいかな?」
「そうでしょ」
はい、ウソですね。
りかちゃんは嘘をつくとき、
返事がそっけなくなって
口元を隠して笑うから。
出てるよ、それ。
「別にいいけどさ、
ホントのことだし。」
「アハハッごめんて。
あ、もうちょっとで次の授業始まるね
そろそろ教室戻ろっか。」
あ、普通に認めてくれたわ。
多分ってつけたの。
それに、
少し強引に話逸らされた。
「そうだね。」
その後も、
少しだけおちょくり合いながらテーブルの上を片付けて、
私達は
教室に戻る準備を始めた。
なんで、
今回のターゲットは私なの!?
なんで私が
先輩にこんな意地悪なこと、
されないといけないのよ!?
私、海空胡桃は現在、
気まぐれということで有名な先輩を、追いかけています!
あぁ、
どうしてこんなことに
なっちゃったんだっけ!?
_時を遡ること30分前、
私は、小学校の頃から
ずっと一緒の親友、
五月女利夏_りかちゃんと
カフェテリアで昼食を
とっていた。
「………疲れた…」
そう言って
机に突っ伏した私を見て、
りかちゃんは
コロコロと笑いながら
こう続けた
「今までの授業、
胡桃が苦手な文系が連続で入ってたもんね〜
お疲れ様〜」
そう、今日は文系ばっかりが続いたため、
余計に
私の体力をえぐったのだ。
私が得意なのは理系なのに…
うちの学校の午前中の授業は、文系が多い。
「はぁ…
国語まだいいとして、
社会なんてムリだよ…」
国語は苦手ではあっても、
社会と比べると点数は
まだマシな方だ
「こ〜ら、
無理なんて言わないの。
本当に、
できなくなっちゃうよ?
胡桃はやれば出来る子なんだから、頑張りなよ
きっとできるようになるよ
(多分)」
ホントかなぁ、、、
「ねぇ、りかちゃん
リカちゃんの言葉の最後に
(多分)って聞こえたんだけど、私の気のせいかな?」
「そうでしょ」
はい、ウソですね。
りかちゃんは嘘をつくとき、
返事がそっけなくなって
口元を隠して笑うから。
出てるよ、それ。
「別にいいけどさ、
ホントのことだし。」
「アハハッごめんて。
あ、もうちょっとで次の授業始まるね
そろそろ教室戻ろっか。」
あ、普通に認めてくれたわ。
多分ってつけたの。
それに、
少し強引に話逸らされた。
「そうだね。」
その後も、
少しだけおちょくり合いながらテーブルの上を片付けて、
私達は
教室に戻る準備を始めた。
