春の緑に青が混ざると【完】




「〜っ、もうそんなの……」



私は体を曲げて、青志さんを抱きしめた。



「もう!とっくに私だって心奪われてますから!」


「ほんとに?だとしたらすげぇ嬉しいんだけど」



抱き締めてしまった、と思った。


私はアイドル相手になに勝手なことしているんだと。


私がそれに気付き離そうとすると、今度は逆に青志さんが私をギュッと抱き締めた。