「でも、それだけではなくて今は山ちゃんの内面も好き。向上心ある癖に自信なさげで、でも俺に対しては強気で。そんな山ちゃんのこと可愛いな、って思い始めた」 「……そんな。こんな私のどこが可愛いんだか」 私がそう言うと、そういうとこだよ、と青志さんは私の手を掴んだ。 「俺、アイドルで迷惑かけるかもだけど、付き合ってくれませんか?」 真っ直ぐに曇りのない目で青志さんは私を見上げる。