春の緑に青が混ざると【完】




「でも、それだけではなくて今は山ちゃんの内面も好き。向上心ある癖に自信なさげで、でも俺に対しては強気で。そんな山ちゃんのこと可愛いな、って思い始めた」


「……そんな。こんな私のどこが可愛いんだか」



私がそう言うと、そういうとこだよ、と青志さんは私の手を掴んだ。



「俺、アイドルで迷惑かけるかもだけど、付き合ってくれませんか?」



真っ直ぐに曇りのない目で青志さんは私を見上げる。