春の緑に青が混ざると【完】




「あーもう」



私は頭を抱えて、ブンブンと首を振る。



「ちょっと、モエどうしたの」


「あっ、なんでもない……」



不審がったしおりんが眉間に皺を寄せながら近付いてきたので、恥ずかしくなって顔を机に伏せた。


目を瞑っても思い出すのは、何故か青志さんの顔だった。