はぁ、今日はすごく疲れたな
翔が人間になるとはね あはは

「美湖!今日新しく出来たカフェ行かない?」
「いいね!1回行ってみたかったんだよね」
「美湖ちゃんが行くなら俺も行きたい」
え?翔も?大丈夫かな?
「美湖、翔くんも行きたいってさ
どう?」
「い、いいんじゃない」
「じゃ〜決定!美湖、翔くん行こ!」
「う、うん」
まさか、あのオシャレなカフェに翔がねぇ
っていうか大丈夫なの?ドッグカフェだったような
「着いた!かわいいわんちゃん触りまくるぞ〜!」
「み、美湖ちゃん」
あ、やっぱり、翔むっちゃビクビクしてるじゃんw
「翔やめとく?」
「どうして?」
「莉沙、朝も言ったように、翔猫だから」
「あ、そうだった。ごめん翔くん
違うカフェ行こ」
「ごめんね莉沙」
「ありがとう水内さん」
「ううん、こっちこそ苦手なのにごめんね」
やっぱりこういう優しい莉沙が好きだな

「ただいま〜
で、なんで翔もいるの?」
「え?ここの家だから」
「ここは、4人で住んでるからって屋上で言ってたよね?」
「うん、俺は美湖ちゃんの彼氏だから同居中ってこと」
「え?えぇぇぇぇぇ?!そ、そんなの聞いてないし!」
「うん、だって今言ったもん」
な、なんで翔とカップルなんて、猫と付き合ってるなんて!もう!どうなっても知らない!