校則違反なはずの、きらきらの金髪。
整った綺麗な顔。すらっとした背筋。
チャラいくせに優しくて怖いなんて思わせない明るくて人懐こい雰囲気のある人気者のマシロくん。
そんなマシロくんとたまたま同じクラスでうしろの席だったってだけの自分。
どう考えたって釣り合わないのは分かってる。
それでも、この気持ちを曲げたりはできなくて。
「……マシロくん、暑い」
「昼に購買でアイスでも買ってくれば?」
私にだけちょっと冷たいところも好き。
他の子と対応が違うと、特別感があるもん。
「じゃあさ、あれにする。パキッて割って半分こできるやつ。マシロくんと半分こする」
「別に俺はほしいなんて言ってないけど」
「いいじゃん。好きな人とアイスを半分こ。
いいよね、青春みたいでさ〜」
「え、俺のこと好きなの?」
「は?いや、どこをどう見てもマシロくんのことが好きって伝わるよね?猛アピールしてるよね?」
「いや、実際告白されてなくね?分かるかよ」
モテモテのくせに、私の気持ちに気付いてないわけないくせに。
とぼけるなんて流石にひどくないか……?
思わずガックリと頭を落としてしまう。

