好きという証


 都市伝説のホラーを怖がるのが目に見えたのか再度、脅しかかる和也。
 わざとらしくビビるフリをして和也を喜ばす。相変わらずしつこい奴だ。
「どうなんだよ、行くのか行かないのか」
 またしても僕の机におしりを乗せてこちらを見つめてくる。選択肢が二つしかない。
「分かったよ、行ってやるよ」
 散々なこと言われても行くのは、いじめられた側の宿命かもしれない。