好きという証


 噴水が高くのぼり円を描くように虹色の虹をもたらす。
「行こう」
 僕は彼女の手を引いて扉の方へと向かう。
「うん」
 彼女も同じように手を握り返して歩いていく。後ろを振り向けば、どデカい猫が見えなくなるまで歩き続けた。
 最後にどデカい猫がなんと言ったのかさえ分からない。