好きという証


「この子は猫じゃ、ワシの愛人で二番目だ」
 肉球を頭を撫でながらどデカい猫は、照れ隠しながら愛人だと名乗った。
 香澄ちゃんがいきなり女の子であろう猫に変化したのだ。
「え? ってことは彼女は?」
「あそこ、スヤスヤと寝ておる」
 香澄ちゃん自体がいないことに不思議と感じたせいか、香澄ちゃんの居場所を聞いてみる。
 すると、どデカい猫が肉球で遠くの方へと指を伸ばした。