「ぼ、僕はーーー」 「私もずっと貴方が好きだったの」 僕が決断を試された場で、突如として香澄ちゃんが現れて告白をしてきた。 これは夢ではなかろうか。そうだ、あんな可愛らしく可憐な香澄ちゃんが僕なんかを好きになってくれるはすがないのだ。 両手の手の甲で頬を思いっ切り叩いた。