「あまぁ~いッ美味しい~ッ」
しかし甘い誘惑には勝てないお年頃。
冷たくって甘いパフェに、これまた甘い温かいココアは最強だ。思わず顔も綻んでしまう。
「ところで」
「ん?このパフェ超美味しいよぉ~?雄太も食べる~?
ココアも程よく甘くって最高」
「棚橋の彼氏って姫岡真央なの?」
ブッと思わずココアを吹き出す。
雄太は慌ててこちらへティッシュを差し出す。
「な、な、な……」
「だってさっき大学でも棚橋すっげー注目集めてただろう?
それに友達も’姫岡真央’って言ってたし。
それにSNSで話題になってたよね、姫岡真央の彼女は一般人で大学生だって、写真も撮られて
そういえばって思い出したら棚橋の大学じゃん」
「ち、ちが……」
否定しようとしたけれど、顔に出やすいのは昔からで、こんなに動揺していたら’私は姫岡真央の彼女です’って言っているようなもんじゃないか。
それを確認した後、雄太は分かりやすい位落胆した様子で肩を落とした。
「マジかー。その反応見てまさかとは思ったけど確信したわ…。
姫岡真央なんて超イケメンでかっこいいもんなぁー、そりゃー俺なんか相手にしない訳だよ」
いや、雄太も結構。ううん、かなーり。顔面偏差値は高い方だと思う。顔面偏差値だけじゃなくって、普通の偏差値も高いんだと思うけど。
それに背だって高いし、モテない訳ない!
感心したように自分の中でウンウンと繰り返して、次に心配そうな顔を見せる。
しかし甘い誘惑には勝てないお年頃。
冷たくって甘いパフェに、これまた甘い温かいココアは最強だ。思わず顔も綻んでしまう。
「ところで」
「ん?このパフェ超美味しいよぉ~?雄太も食べる~?
ココアも程よく甘くって最高」
「棚橋の彼氏って姫岡真央なの?」
ブッと思わずココアを吹き出す。
雄太は慌ててこちらへティッシュを差し出す。
「な、な、な……」
「だってさっき大学でも棚橋すっげー注目集めてただろう?
それに友達も’姫岡真央’って言ってたし。
それにSNSで話題になってたよね、姫岡真央の彼女は一般人で大学生だって、写真も撮られて
そういえばって思い出したら棚橋の大学じゃん」
「ち、ちが……」
否定しようとしたけれど、顔に出やすいのは昔からで、こんなに動揺していたら’私は姫岡真央の彼女です’って言っているようなもんじゃないか。
それを確認した後、雄太は分かりやすい位落胆した様子で肩を落とした。
「マジかー。その反応見てまさかとは思ったけど確信したわ…。
姫岡真央なんて超イケメンでかっこいいもんなぁー、そりゃー俺なんか相手にしない訳だよ」
いや、雄太も結構。ううん、かなーり。顔面偏差値は高い方だと思う。顔面偏差値だけじゃなくって、普通の偏差値も高いんだと思うけど。
それに背だって高いし、モテない訳ない!
感心したように自分の中でウンウンと繰り返して、次に心配そうな顔を見せる。



