「ってかさぁ、美凪ちゃん、髪結んだんだぁ」
「あ、うん」
「可愛いし、似合ってるよ。学校にもその髪型で来てよぉ」
「いや、いいよ。2つなんて幼稚くさいって思われちゃうから」
「そんなこと、誰も思わないって。というより、誰かそう思ってても、オレが可愛いって思ってるんだから、いいじゃん。オレだけが満足しちゃ、ダメぇ?」
あぁ、もぉ!
首を傾げないで!
なんで、そんなとろけちゃいそうな甘い声で見つめてくるの。
なんか、全部うんうん言っちゃいそうで、恐ろしいんだけど。
でも、自分を律するにもエネルギーが足りない。
私は重力に任せて、
「うん」
こくりと頷いてしまった。
「あ、うん」
「可愛いし、似合ってるよ。学校にもその髪型で来てよぉ」
「いや、いいよ。2つなんて幼稚くさいって思われちゃうから」
「そんなこと、誰も思わないって。というより、誰かそう思ってても、オレが可愛いって思ってるんだから、いいじゃん。オレだけが満足しちゃ、ダメぇ?」
あぁ、もぉ!
首を傾げないで!
なんで、そんなとろけちゃいそうな甘い声で見つめてくるの。
なんか、全部うんうん言っちゃいそうで、恐ろしいんだけど。
でも、自分を律するにもエネルギーが足りない。
私は重力に任せて、
「うん」
こくりと頷いてしまった。



