泣いて、凪いで、泣かないで。

「みーちゃん!わたし、みーちゃんから習った料理全部作れるようになるね!だから、いつかお家に来てわたしの料理食べてねー!......みーちゃん、だいっすきだよ!ありがとー!」


結月はそう言ってメッセージボトルを海に流した。

涙を両手で拭い、そんな結月の頭を煌人が撫でてやっていた。

結月、良く頑張ったな。

きっと、結月の思い、届いてる。