泣いて、凪いで、泣かないで。

帰宅してから全ての作業を終えた後、俺は美凪からのメッセージを何度も何度も読み返した。

その度に涙が溢れてきて、俺は返事を書くことが出来なかった。

気持ちを書こうとすると、鼻の奥がムズムズしてきて、泣きすぎて目の奥が痛いのにまた涙が溢れてきて、ボロボロと便箋に涙が染みていくのだ。

俺は涙をこらえて書くのに、日数をだいぶ要した。

何度も何度も書いては消し、書いては消しを繰り返した。

支離滅裂な内容を書いていないかとか、色々なことをチェックし、ようやく完成したのは、散骨前日だった。

俺は2枚にわたる便箋を細く折り、お守りと共にビンに入れ、リュックに詰めた。


ついに、明日......

明日、

さよならだ。