「すみません!落ちた瀧内美凪の友人です!今どうなってるんですか?美凪はどこにいるんですか?!」

「君、ちょっと落ち着いて!今必死に探してるから!」

「早く見つけて下さい!じゃないと、美凪は......美凪は......」


俺が警察に飛び付いた、その時だった。


「何かかかったぞ!」


ダイバーらしき人が漁船のおじさんの声に
従って潜っていく。

美凪であってくれ!

頼む!

お願いだ!

しかし......