その言葉に、ゆっとは何も言わなかった。
ただ、うんと頷いただけだった。
それを見て、鼻の奥がツーンとして、視界が歪んでいったけれど、私は下唇を必死に噛み、拳を握りしめて耐えた。
時が過ぎるのを待って、
風が凪ぐのを待って、
再び歩き出したその時に、
私の隣には
もうゆっとは
いなかった。
ただ、うんと頷いただけだった。
それを見て、鼻の奥がツーンとして、視界が歪んでいったけれど、私は下唇を必死に噛み、拳を握りしめて耐えた。
時が過ぎるのを待って、
風が凪ぐのを待って、
再び歩き出したその時に、
私の隣には
もうゆっとは
いなかった。



