―――ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ...


「うっせぇなぁ...」


枕元で鳴る目覚まし時計に必死に手を伸ばし、俺は時を止めた。

そこからガバッと起きてカーテンを開け、眩しすぎる春の日射しを浴びた。


「ふわぁ...。ねっむ」


とアクビをかきつつも、俺はベッドから出て朝の身支度を開始した。