泣いて、凪いで、泣かないで。

胸が張り裂けそうなくらいに

苦しくて

痛くて

悲しくて

切なくて

もう、倒れてしまいそうだった。

もう、自分が壊れてしまいそうだった。

やっぱり夢だったんだ...。

幻だったんだ......。

なんで、気づかなかったんだろ?

なんで、ゆっとに聞かなかったんだろ?

おかしいってちょっとは思ってたのに。

こんなこと、有り得ないって思ってたのに。

悔しい......。

悔しいよ......。

やっぱり私は......

私は......

ゆっとの1番じゃないんだ。

涙が溢れ、

拭っても拭っても拭いきれなくて、

頬を伝って首筋を流れていく。

涙は止まらない。

でも、同時に笑顔が溢れた。

こんな状況、惨めでしかないのに、

私は泣いて笑ってしまった。

だって、ゆっととの思い出は何にも代えがたいもので、大切な大切な宝物だったから。

ゆっととの思い出はどんな瞬間よりもキラキラ輝いて見えたから。

なんだかんだ言っても、

やっぱりゆっとが好きだから。

大好きだから。

好きが溢れて体内を常に循環しているから。

それで、私は幸せだったから。