泣いて、凪いで、泣かないで。

「ははは!やっぱ美凪は面白いな!よろしくな、美凪」

「うぇっ。あっ、えっと...よろしく」


ゆっとが握手を求めてきて、私は意味が分からなかったけれど、とりあえず握手をした。

これが偽装カップルの誕生の合図だとは知る由もなかった。