「助けてっ!」 しーちゃんの叫び声が聞こえた。 工場と工場の間のドラム缶が敷き詰められて死角になっているところからだ。 私はすぐさま走り出し、しーちゃんが何度も繰り返す叫び声を辿っていった。 「しーちゃん!」