泣いて、凪いで、泣かないで。

ボソッとそう呟いて俺は教室を去った。

休み時間終了まであと10分くらいなのに、今さらどこに行くんだろう。

なんか、おかしい。

どうしたんだよ、俺。

もしかして、あの日、夏綺にああ言われたから、気になってしかたがないのか。

だとしても意識しすぎではないのか。

俺、ほんと、どうかしてる。

おかしい。

あぁ、もう!

どうすりゃいいんだ?!

なんなんだ、このぐっちゃぐっちゃの感情は?!

わかんねえ。

わかんねえ。

わかんねえ...!

わかんねえ!