泣いて、凪いで、泣かないで。

「私、水族館もカフェも行きたいから行くね」


美凪がそう言ってきて、ハッとした。


「は?本気かよ」

「うん」


俺は咄嗟に手を離した。

美凪から顔を背けた。


「行くなら気をつけて行けよ」