泣いて、凪いで、泣かないで。

私はというと、「お邪魔します」と言って入ってきた2人の荷物を預かり、お茶を出すという、ここの嫁感を出しながらせっせと裏で働いていた。

まぁ、お嫁さんにはなれそうもないんだけどね。

その後は、なっちゃんもしーちゃんも手伝ってくれたから、なんとか料理の盛り付けもセッティングも上手く出来た。

そして、長い長い準備の後、その苦労は一瞬で蒸発する。