泣いて、凪いで、泣かないで。

「美凪」

「何?」

「さっきのこと、まだ謝ってなかった。ほんと、ごめんな」


さっきのこと...

あぁ、あいつらか。

幸せな気持ちになっていたから、数十分前のことなのに、もう忘れかけていた。


「いいよ。別にゆっと悪くないし。それに、守ってくれたじゃん。それだけで十分だよ」