泣いて、凪いで、泣かないで。

「あれ?瀧内じゃね?」

「マジだ!瀧内じゃん。髪切ったんだ~。あ、もしかして失恋?あはははは!」


私は声に反応し、立ち止まりかけたが、危険を感じて歩き出した。


「おい、無視すんなよ~」


男の手が乗る。