「そう言えばさぁ、鳴海くんって、美凪ちゃんのこと、やたら詳しいよねぇ。家もご近所さんだしさぁ。水族館とかカフェとか、実は教えてくれたの、鳴海くんなんだよ」
やっぱり...
やっぱりそうだったんだ。
いつの間にそんなやりとりをしていたんだろう。
本当にゆっとのこと、知らなくなっちゃったなぁ。
どんどんわからなくなっていく。
近いのに、遠くなっていく。
やっぱり...
やっぱりそうだったんだ。
いつの間にそんなやりとりをしていたんだろう。
本当にゆっとのこと、知らなくなっちゃったなぁ。
どんどんわからなくなっていく。
近いのに、遠くなっていく。



