泣いて、凪いで、泣かないで。

その日の夕方。

美凪とおばさんが俺の家にやってきて、謝罪の品として有名なお菓子やの詰め合わせを置いていった。

そのクッキーやさくらんぼを毎日少しずつ食べながら日々を過ごし、気づけば7月に突入していた。