泣いて、凪いで、泣かないで。

私の話には一切耳を貸さなかった。

ゆっとはそのまましーちゃんの席に行って合流し、バスケ部の練習に向かった。

はぁ...。

ゆっとのわがままは今に始まったことではないが、いつになっても慣れない。

私は教科書の大半をロッカーにぶちこむと助けを求めに3年3組まで足を運んだ。

そこには、私の女神様がいるんだ。