泣いて、凪いで、泣かないで。

「そっか。色々あったんだねぇ」

「うん...。もう、どうしたらいいか分からなくて。友達に相談したいんだけど、クラス離れたし、部活忙しそうだし、なかなか話すチャンスなくて。なんか、ごめんね。青空ちゃんも大変なのに、私がこんな色々話しちゃって」

「ううん。良いよ。だって、言いたいことははっきり言った方が良いもん」

「うん...」


私が俯くと、青空ちゃんは私の手に自分の手を重ねた。

その手の温もりは、本当に入院しているのかと思えるほどに温かく、大きな力を感じた。


「美凪ちゃんは、もっと自分の気持ちに正直に過ごした方が良いよ。人生はたった1度きりなんだから、自分の生きたいように生きるの。そうしたら、きっと人生がいつ終わっても悔いは少ないと思う。私も後悔したくないから、今やりたいことを精一杯やってるんだ」