泣いて、凪いで、泣かないで。

「もしもーし。......もしもーし!」

「ん?」


やば。

完全に寝落ちしていた。

確か、私、国語の読解の(6)の説明までやったんじゃ......。


「美凪ちゃん」

「あっ!」

「おはよう。こんな時間に珍しいね」


そこにいたのは、昔から変わらずセミロングの黒髪が美しく、国宝級の顔面を持つ、まるで真珠のような白い肌の華奢な美少女がいた。


「青空(そら)ちゃん、おはよう」

「うん」