泣いて、凪いで、泣かないで。

「美凪っ!」


はっきりと私を呼ぶ声がして私は布団から這い出た。


「ゆっと!ゆっと、助けて!」


そして、大声で叫ぶ。

早くここから連れ出して。

ここではないどこかへ、

早く行きたい。

もう、怖いのは嫌だ。

もう、1人は...

1人は......やだよ。