『あなたがさっき、私にハグしてきた事.............!!』
そう言ってもこの人はポカンとしている。
もうなんで覚えてないのよ.........!!
・・・・・・もういい。
私は銀髪不良の自覚の無さに呆れ本題に入ることに決めた。
『あのね、今日先生からあなたに勉強を教えるように頼まれたの。』
「は...?なんで?」
すぐ様、私に疑問を返してきて彼の頭の中は パニック状態。
きっとそこそこできてたから大丈夫だと思っていたんだろうね...。
可哀想だけど、現実を受け止めて貰わないといけない。
『あなたがマーク式のテストにも関わらず、300点中10点以下だから...。』

