君のとなりで恋をします。─下─












「どうしたの…?何かあった?」




「え?……あぁ……」









私がそう尋ねると、彼は何かを考え込むように数秒黙り込む。








「…松井が…

うちの旅館に来てるから、会おうって…」





「え?まっつんが?

何してんの?明日学校なのに。」








じゃあ…もし宿泊するなら、明日はまっつんも一緒に登校かな?

それともただ遊びに来ただけ?









「…だから、ちょっと旅館に行ってくる。

来れそうだったら…また戻って来ていい?」








遠慮がちにそう尋ねる彼に、私は首を大きく縦に振った。







「うん。

でも…明日から学校なんだし、あんまり無理はしないで?」





「うん…わかってる。

…とりあえず、おやすみ。」





「うん。おやすみ。」