何度も何度も唇を重ねる。 その度にチュッ…というリップ音が、静かな部屋にいやらしく響いて… 伏し目がちにこちらを見下ろす彼の顔が、妙に色っぽい。 絡み合う舌、柊吾の匂い、温もり… 五感のすべてで彼を感じた。 「……好き…。」 「うん、俺も。」 縋りよる私に、彼は優しく微笑む。 そしてもう一度だけ軽くキスを落として、彼の指が私のワンピースのボタンに指をかけたその時────… ───────プルルル…プルルル…… 静かな部屋に、無機質な機械音が響いた。