「お前らこそ、デートなんだろ? 早く行けよ。」 「言われなくても行くよ。 行こう!柊吾!」 「うん。 …って言っても、駅までは桜河と同じ方向だけどね。」 …そっか。 どこに行くにしても、とりあえず駅までは出なければならない。 この町から駅に向かうバスの本数も限られてるし… 「まじかよ… お前らも同じバスに乗るの?」 不満そうな顔をして言う桜河。 「仕方ないじゃん。 この町で出来ることなんて限られてるし。」