君のとなりで恋をします。─下─







しょぼくれる私に対して、桜河は少し照れたように顔を赤らめて…

私にしか聞こえないような小さな声で呟いた。











「そのうち俺から言う。」











…はい、ズッキューーン!



うわ…うわうわ。

何この人、可愛すぎるんですが…。



え…ちょっと…。

私の彼氏、愛おしすぎません?











「桜河!ごめん、よく聞こえなかった!

もう一回!!」





「絶対言わねぇ。」





「ねー!お願い!

ワンモアチャンス!!」





「おいこら、スマホ構えてんじゃねぇ。」








このあと、〝草むらに置いて帰ってやろうか〟と脅す桜河に、私は必死で謝るのだった。