君のとなりで恋をします。─下─







「桜河のそばにいて…ずっと思ってたの。

〝私に出来ることって何かな。〟って…




私、自分がスポーツに必死で打ち込んだことは無いけど…

一生懸命スポーツを頑張ってる人の支えになりたいなって、思ったんだよね…。」










何らかの形で、水泳を頑張る桜河の役に立てるようになりたかった。


桜河をそばで支えられるような…

これからきっとどんどん飛躍していく桜河のとなりに、堂々と立っていられるような女の子になりたかった。









「…つまり、何が言いたいかと言いますと…」










真剣に私の話を聞いてくれる彼。

その瞳があまりにも真っ直ぐで、私は思わず一度目をそらす。


そして大きく深呼吸をすると、もう一度ゆっくりと彼の方に向き直った。