君のとなりで恋をします。─下─









「…桜河に、伝えたいことがあって…。

だから必死に探してた。」







私が呟くと、桜河は一瞬驚いたような顔をして…

そして小さく頷いた。








「…うん。どうした?」







少し首を傾けて、私の顔を下から覗き込むように見つめる。

その優しい眼差しに、私はなんだ安心して…






どうしよう…。

こうしてちゃんと話すの、久しぶりすぎて…


…言いたいこと、沢山ある。






元気だった?、とか…

練習ばかりで体を壊していないかとか…


いつ東京に行くのかとか…





あ、でも…

まず一番に、桜河に報告したかったことがあったんだった…。