「…桜河に、伝えたいことがあって…。
だから必死に探してた。」
私が呟くと、桜河は一瞬驚いたような顔をして…
そして小さく頷いた。
「…うん。どうした?」
少し首を傾けて、私の顔を下から覗き込むように見つめる。
その優しい眼差しに、私はなんだ安心して…
どうしよう…。
こうしてちゃんと話すの、久しぶりすぎて…
…言いたいこと、沢山ある。
元気だった?、とか…
練習ばかりで体を壊していないかとか…
いつ東京に行くのかとか…
あ、でも…
まず一番に、桜河に報告したかったことがあったんだった…。
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