………痛い…。 着いた手がジンジンする。 カッコ悪…。 すっごく恥ずかしい…。 けど…… 「…何やってんだよ。怪我は?」 ゆっくりと私の前にしゃがみこみ、こちらに手を差し出す桜河。 私はその大きな手を両手でギュッと握ると、少しだけ自分の方へと引き寄せた。 「…捕まえた!」 「何笑ってんだよ、アホ。」 転んだくせに笑顔になる私に、桜河は呆れ顔。 しょうがないじゃん…。 だって、嬉しいんだもん。 久しぶりに同じ目線で話せて… 久しぶりに、桜河に触れられて…