君のとなりで恋をします。─下─











本当に…かなわない。



無口で無愛想。ぶっきらぼう。

周囲の人間からは怖がられ、〝狂犬〟とまで呼ばれていた桜河。



だけど、誰よりも香純のことを大切に思っていて…。

そんな桜河だから、必ず彼女のことを幸せにしてくれるはずだ。






俺はきっと香純にとって、最低で最悪な彼氏だったんだろうから…。



…傷つけてごめん。

たくさんたくさん、泣かせてごめん。




次の恋では、どうか君がずっと笑っていられますように。







…こんな俺を、好きだと言ってくれてありがとう。

幸せな思い出をたくさんくれて、ありがとう。





…大好きでした。

どうか幸せに…。







心の底からそう思える自分が、どこか誇らしかった。