「教室で話してもよかったんだけど…
どうしても、最後にここに来ておきたくて…。」
「…そっか。」
「1年半くらいしかいられなかったけど…
やっぱり、私の青春はここに詰まってると思うんだ。」
みんなと汗を流した場所。
たくさんたくさん、笑いあった場所…。
忘れたいほど苦しい思い出もあったけど…
今になって思い出すのは、楽しい思い出ばかりだ。
そう私が笑うと、柊吾も笑った。
「そっか…香純がそう思ってくれてるなら、本当に良かった。
俺にとってもここは、香純と過ごした大切な思い出の場所だから…」
笑って泣いて、色んなことがあったけど…
今ここでこうして笑っていられるくらいには、私も強くなれたんだよね。



